(幹事社)
ありがとうございます。まず知事の知事からの発表項目に関して質問のある者の方はどうぞ。(記者)GoToイートのことでちょっと教えていただきたいんですけど、3月8日をめどに感染状況を踏まえて開始するというお話でしたけれども、飲食店なんかかなりせっぱ詰まった状態かと思うんですけども、これをもって、少し感染状況によって早めることもありうるのか、またその時期でまだ相変わらずそんなに感染収束の方向に触れない場合はもっと伸ばすこともありうるのかっていうのはいかがでしょうか。
(知事)
これはさんざん議論いたしまして、差し当たって緊急事態宣言3月7日までだということですから、そしてまたうちも先ほど、グラフでお見せしましたように、リバウンド、下げ止まっているけれどリバウンドの兆候が見られるということですので、もう1週間あまりですね、様子を見ようと。そして事業を展開するということであればいつからかとなりますと、もちろん様子を見ながらではありますけれども、一応緊急事態宣言、解除される見込みなので、それを見越して、3月8日から事業が開始できるようにすると、これは基本的なスタンスであります。ですから、前倒しの話もありましたけれども、この大きく数字がですね、小さくなれば、そういうことも考えられますけれども、目下のところは、今申しましたような全国の動きを見ないと、うちもそうした地域と、隣接してるってこともございますものですから、決して油断をしないでということになって、そして非常の苦境におられている方たち、この間、経済産業部長の様々なPR活動によりまして、使えるお金もございますので、それに応募してくださってる方もいらっしゃいますので、ぜひ今を生きぬくために、今しばらくご辛抱していただくなり、あるいはわれわれが用意しております制度融資、その他この融資をですね、お使いいただいて、何とか生き抜いていただきたいと。これはわれわれのスタンスであります。
(記者)
ありがとうございます。もう一つの静岡元気旅に関しては、これは特にいつって再開時期を先ほどおっしゃられなかったかなと聞こえたんですけども。
(知事)
同じです。両方一緒に考えております。それが県民の県民による県内の観光施設へのこの訪問に関わるいろんな支援作業なんですけれども、これもプログラムといいますか、メニューはできてるわけで、これも開始のGoToイートと歩調を合わせてやると、こういう考えでおります。
(記者)
あともう1点だけ数字で先ほど確証が取れるまでというお話ですけれども、そもそもなんですが、誰がどういうふうな判断をするっていうことになってるんでしょうか。
(知事)
基本的にはレベル2(正しくは「ステージ2」)ということが一つの基準で、レベル2(正しくは「ステージ2」)になるとGoToイートもできるということなわけですね。それに連動して観光促進策をやっていこうということですが、もちろんこれは後藤課長の方が、毎日数字を上げて、お知らせしていると。同時にですね、専門の先生方にも、ご判断いただくと。だけどその観光とか飲食に自由度をもっと大きくするというのは、基本的にこのレベル2(正しくは「ステージ2」)、今、感染まん延期ですから、これがこの移行期に移動すると、これも数字によって、そういうステージを変えてきますので、そこのステージに応じた形でわれわれはこの事業を展開すると、目下はステージ2なんですけれども、一部直近の1週間の数字で、残念ながらこの前の週よりも、新規感染者数が平均多くなったということになりますと、やっぱりこれは、リバウンドではないかということでですね。やはりここは用心しようと。いうことで、決して恣意的に判断してるということではありません。
(記者)
まずGoToイートに関してなんですけれども、食事の場が感染拡大に繋がっているっていうような懸念もありました。今はテイクアウトで使えるということですけれども再開に当たって何かしら知事から自粛要請、何人以上の食事はしないでくださいっていうような自粛要請みたいなものをするお考えはありますか。
(知事)
今は少人数で、また家族でということで、さすがにこの1年以上の経験がございまして、お店の方でも、それからお客様となる方も、やり方といいますか、どういう行動様式をとらなくちゃならないかというのは、ほぼ共通の認識になってきたんじゃないかというふうに思っております。ですから、今はですね、なるほど食事券は割引として使えませんけれども、用心すれば、なじみのお店に行かれるということについては、特段やめてくださいというふうに申し上げてるんではなく、用心しながら、いわゆるニューノーマルの行動様式にのっとって、客になる場合もそれからお店の方も、それを徹底してくださいと。このように申し上げてると。ですから、このGoToイートの食事券が使えるようになりますと、これは割引がききますので、従って、少しく人数が増えるかと存じますけれども、行動様式としては同じですね。そのときにとも同じように少人数でと。また、大声を出さないとか、食事してないときにはマスクを着用するとか、そしてソーシャルディスタンスを取るとかですね、そうしたすでに何度も何度も繰り返し申し上げていること。これを実行するということは変わらないということです。
(記者)
はい。まだ何人以上という具体的な数を示すわけではない。
(知事)
違います。少人数ということで。
(記者)
はい。あともう1点、元気旅に関してなんですけれども、感染移行期になれば、再開するということでしたけれども、再開に当たってまたぶり返しみたいな形になった時に、また感染まん延期になったらそれを再度ストップするような措置をとるでしょうか。
(知事)
目下のところそこは考えておりませんで、まずは今の状況から、もう一段低い、もう一段安全な状況になるということを目標にして、皆様方に注意喚起しているという状況でございます。日本全体の動きもございますので、県内におきましては、差し当たって、数字がレベル2(正しくは「ステージ2」)以下になって、移行期になってまいりますれば、県民による県内の旅行とか、場合によっては山梨県も入るということも、これに入ると思っておりますけれども、そこでの移動と、あるいはそこでの飲食等々はですね、そろりそろりと始めていくということには変わりはないということで、まん延期になってやめるかどうかということは目下考えてないということです。
(記者)
同じくGoToイートというか観光のほうの拡大についてなんですけど、先ほど今場合によっては山梨もと、おっしゃったんですけれども、その「バイ・ふじのくに」、また「バイ・山の洲」に拡大するめどについてはどんなふうにお考えなんでしょうか。具体的なところで。
(知事)
基本的に山梨県のほうがややうちよりも数字がいいんですね。ですから、うちこそ、うちというのは静岡県こそむしろ、よりニューノーマルを徹底しなきゃならないということで、ですからお越しになれますよということをいえる段階になる一番最先端が3月7日(正しくは「8日」)以降ということになりますということであります。
(記者)
私もその観光支援策の開始の目安について伺いたいんですけれども、ちょっと確認ですけれども、ちょっと今ステージ2で感染蔓延期だと思うんですけれども、知事が何度か仰ったように、移行期に行って、つまり1.9人を下回るとう状況が一つの目安になるっていう理解でよろしいでしょうか。
(知事)
目下このぶり返しのこの趨勢が下向きでいくっていうことが、分かったらですね。今1週間、直近1週間、その前2週間と比べて、残念ながら、増えております。絶対数、また割合は少ないんですけれども、10万人あたりのですね、そうしたものは基準値以下なんですけど、増えてるってことに対してはやはり用心しなくちゃならないと。これは後藤課長も同じ意見でございまして、そこのところが、低下傾向が確実にみられると。いうことになれば、アクションを起こせると。もし補足説明があれば、後藤課長の方からどうぞ。
(疾病対策課 後藤課長)
疾病対策課長の後藤でございます。毎日報道ありがとうございます。現在、知事がおっしゃるように、ステージ2、国の分科会は8月に示したステージ2でございます。しかしながら、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数、新規感染者数は、上昇してきている状況でございまして、病床の逼迫率、占有率もですね、一時期は県全体で20パーセント下回ったときもあったと思いますけども、次第に上昇してきています。直近の昨日では24パーセント。ステージ3の基準の25パーセントに迫っているところでありますし、中部、西部地域では30パーセントを昨日超えているという状況です。現在ワクチンの接種が1日も早く進められているところですが、ワクチン接種するのもですね、感染者を減らし、重症化する方を減らして、医療の逼迫を避ける。今の体制を維持することは、主な目的というふうに考えていますので、本県ももしこれ以上感染者が再度増えてくると、それをリバウンドというふうに皆さんおっしゃっていますが、再度上昇してきた場合ですね。病床占有率は増加して医療の再逼迫、再度の医療の負担がかかることがあれば、なかなか今日検討しているような事業を再開、開始することは難しいといった判断は、最終的に考えています。ですので、健康福祉部としましては、新規感染者数及び県内東部中部西部各地域の病床占有率を慎重に注視して、それが上昇していくことがあれば、毎週専門家会議に諮っておりますので、その時に再度ステージ3相当に上げることを検討することがあるかもしれません。そうした場合にはなかなか事業の再開は、難しいと考えています。しかしながら、病床の占有率が上がってこずにですね、若い患者様が多いということでありますとか、新規感染者数の増加がそれほどではないといった場合で、病床の占有率が上がってこなければ、ステージ2を維持できるということがあれば、先ほど知事がおっしゃってた事業の開始は3月7日の次の8日ぐらいから開始できるというふうに考えているところです。以上です。
(記者)
すいませんそうするとステージのみで判断で、移行期になるかどうかっていうのはあまり関係ないんですか。
(疾病対策課 後藤課長)
私どもの部、健康福祉部はですね、感染者が下がり止まった状況が、どんどん下がってですね、すごく少ない日、例えば0人の日があるとか、そういったことよりもむしろ、医療機関の負担がですね、重くならない。今ちょっと西部の方でクラスターが発生したりとかして西部の地域の医療の負担が懸念される状況になってきていますが、そういった医療の負担がなく、私どもが常に情報共有している医療機関の先生方がですね、大丈夫だという状況であれば、慎重な飲食店での感染対策及び旅行先での感染対策をしっかりしていただければ可能であるというふうに考えています。以上です。 |